痛みと人生

こんにちは★ 痛みとのたたか医です!

今日は、「痛みと人生」です。

痛みや障害は、「生活」を奪います。それはもちろん大変なことです。でも、同時にしもそも人生を生きる「楽しみ」を奪います。人間は、楽しいと感じるから、生きがいが生まれ、存在意義、自己肯定感にも繋がるわけです。これは、障害の有無に関わらずみな共通のことです。でも、痛みや障害を負うと、楽しいことをも楽しいと感じられなくなるのです。これが、痛みや障害を抱える最も怖いところだと思っています!私の経験を例に説明しましょう。

 

私の趣味は、「運動」でした。走ったり飛んだり跳ねたり、筋トレしたり、、、体を動かすことが趣味でした。天気の良い日は運動することしか考えていませんでしたね。でも、私は、両膝を痛め一瞬にして趣味を失いました。手術すればまた走れるって思いました。でも結果、走るどころか、歩くこともままならず現実の厳しさをつきつけられました。楽しみを失い、怒り、喪失感、無力感に襲われました。さらには、仕事もやっと生活も脅かされ、さらに運動できないので太って不健康に。将来が不安で不安で。次第に、テレビみても映画みても楽しくないし、休日なのに休んでる感覚がない、外があんなに好きだったのに引きこもりがちとなりました。将来も真っ暗に思えました。いわゆる、うつですね。そこに追い討ちをかけるように、治らないひどい疼痛が毎日毎日おそってくるので死にたい気分でした。健常者が楽しそうに走っていると、イライラ、美貌、妬み、無力感など複雑な感情に巻き込まれて正直引きこもってた方が楽でした。

「膝のせいで、私の人生は壊れた・・・」

何度もそう思いました。そして、たくさん後悔しました。後悔しても過去はもどりません。痛みや障害を抱える一度はそうなったことあると思います!ほんと怖いですよね😭

「痛みや障害って、人生そのものの楽しみを奪うんだな」

でも、ある時ふと思ったのです。

「人生楽しみ見つけないと、自分がもっとダメになりそう」

不安、恐怖から焦燥感に変わってきました。

運動をいう趣味を失ったわたしは、将棋やカラオケ、ゲーム、園芸など試したり、そのストレスを仕事に費やしたり、ブログを始めて痛みや障害の人のために活動してみようと思うなど行動が増えてきました。「行動」しないと何も変わらないと思ったのです。

「失ったものを悩んでもしょうがない、残された機能で人生楽しむ術を見つける」

そのためには、「趣味や生きがい」を見つけること。それがないと、自分が生きてる意義が見出せなくないですから。で、趣味や生きがいを残された機能の中で自分にできそう、得意そうなところからチャレンジしてみる、行動してみる。これが大事なのではないかと最近感じます。今まで、痛みが嫌いで嫌いで、自分の不遇をいっぱい悩んでいましたが、「痛みは、痛みを経験した人にしかわからない。医師としての経験も生かせるし、痛みに困る方のためにがんばろう!」

と考えるようになってから、少し気持ちが楽になりました!

皆さまから、たくさん支持いただき大変感謝しております🥺痛みを抱える仲間がこんなにたくさんいることを知り、頑張らないといけないと思い私にとっては皆さまが救いです。なので、私も何か貢献していきたいです。自分の弱みを強みに変えてしまうことを自分の目標とし、それを趣味生きがいに変えていけたらいいですよね。皆様何卒お願い申し上げます🤲ブログ見てくださり、誠にありがとうございました😊