腎臓と薬の関係
こんにちは★ 痛みとのたたか医です!
今日は、「薬と腎臓」です。
今、あなたは痛みや障害を抱え薬を飲んでいると思います。医師から飲むように言われて漠然と飲んでいるかもしれません。薬は、「必ず副作用」があります。酒は、少量なら健康にいいですが、酒を飲めば、酔っぱらいますし、飲みすぎると種々の合併症を起こします。同じことですので、薬を飲んでいるひとは必ず副作用に留意してください。
なぜ、腎臓なのか?それは、医療で使われる多くの薬が腎臓で排出されるからです。
ということは、腎臓が悪いと、薬の副作用が出やすくなるし、薬自体が腎臓を痛める薬が実は結構あるのです。腎臓悪い人には減量して医師は処方します。今回は腎臓に影響があるよく使われるお薬を紹介します。
①抗生物質全般
細菌を殺すために使われる抗生物質。肺炎や腎盂腎炎、その他各種細菌感染症でつかいます。実は、腎臓にはあまりよくありません。なかには、アミノグリコシド系の抗生物質のように腎臓を直接傷める薬もあります。腎臓が悪い人には、減量し使うのが普通です。
⓶NSAIDs
ロキソニンやボルタレン、セレコックスなどの鎮痛薬です。腎臓の悪い高齢者が痛みのため漫然と処方され飲んでいることが多々あります。痛みに悩むあなたも使っている可能性の高い薬です。内服薬、シップ、注射、坐薬など多岐にわたります。
③抗がん剤、抗リウマチ薬
これも、腎臓を直接傷める可能性のある薬です。リウマチのメトトレキサートなんかが該当します。
④造影剤
造影剤の検査(CT、カテーテル検査)など画像検査によく使いますが、これも腎臓を傷める薬剤です。腎臓が悪い人は使えないこともあります。
大切なあなたの腎臓ですから、不安なときは医師に相談してみてください。