鎮痛薬 ロキソニン
こんにちは★ 痛みとのたたか医です!
今日は、「鎮痛薬」について解説していきたいと思います(#^^#)
医師に処方されるけど、よくわからない方っていますよね?
名前は聞くけどよくわからないって感じですよねー
でも、自分の薬がどんなものか知っておいたほうがメリットが大きいです。
また、医師がどういう意図で処方するのかも気になりますよね。
今日は「ロキソニン」を一般の方のために簡単に解説します!
①作用、効能
NSAIDsのなかまで、炎症を起こす物質(炎症性メディエーター)を抑制する薬です。
肉離れを例にわかりやすくいうと、、、
肉離れ→組織の損傷、出血→組織を修復するために、炎症を起こす→疼痛→炎症により組織が増殖→治癒
という手順を踏むわけです!
炎症が活性化すると、ケガした部位は熱感、発赤、腫脹など起こすのですが、疼痛も同時に引き起こします。炎症は、組織修復に大事なのですが、強い炎症はかえって強い痛みを引き起こします。そこで、痛みを起こす炎症メディエーターを抑制し痛みを軽減しようとする薬がNSAIDsであり、「ロキソニン」の作用なのです。
②適応、使い分け
・侵害受容性疼痛に有効、神経障害性疼痛にはあまり効かない
→肉離れや骨折などケガには効くが、神経痛には無効
・基本的には、急性痛で使用し、慢性痛には向かない印象
・頓服で出されることも多い薬
・鎮痛だけでなく、解熱剤としても有効(発熱というのも炎症です)
・胃を痛める、腎臓を痛める
→胃や腎臓悪い人にはよくない、特に長期服用には注意
・必ず胃薬の併用し、空腹時は飲まない(胃潰瘍のリスク予防)
・喘息の方は注意が必要
どうだったでしょうか?とても簡単に説明しました!
詳しい作用機序など説明すると長々になるのでポイントのみコンパクトにまとめました!あなたの疼痛治療のご参考になれば幸いです!(^^)!